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新型コロナウイルス感染症関係について

【8月2日】熊本県知事定例記者会見

知事コメント


新型コロナウイルス感染症関係について

 最初のコメントです。
 新型コロナウイルス感染症は、5月8日から、5類感染症になりましたが、本県の感染者数は増加傾向が続いています。現在、全数調査ではなく、県内で新型コロナウイルス感染症の診療を行っている80の「定点医療機関」において、毎週の感染者を調査しています。
 先週1週間の一定点当たりの感染者数は速報値で24.66人で、第8波のピーク時の半数程度です。これを以前の全数調査に単純に置き換えると、1日当たり約2,100人の感染者数に相当し、感染が拡大していると言えます。
 また、これから夏休みやお盆で人と会う機会も増えてきますので、私から県民の皆様に2点お願いがあります。
 1点目のお願いです。夏休みやお盆の帰省などで、高齢の方と会う場合や、大人数で集まる場合は、特に感染予防を心がけていただきますようお願いします。
 定期的な換気や、こまめな手洗い・手指の消毒は基本的な感染対策として、引き続き有効です。
 医療機関を受診する時や、高齢者施設などを訪問する時、混雑した電車やバスに乗車する時は、マスクを着用するなど、お一人お一人が気をつけていただきますようお願いします。
 2点目は、救急車の適正な利用のお願いです。
 症状が軽く、緊急を要さない場合は、平日の診療時間内に医療機関を受診いただくようお願いします。
 夜間などに救急車を呼ぶかどうか迷う場合は、夜間安心医療電話相談#7400や、子ども医療電話相談#8000に御相談ください。
 また、自宅療養中に体調が悪化した場合は、受診した医療機関か健康相談専用ダイヤルに御相談ください。
 県民お一人お一人が、重症化リスクが高い方など、周りの方に対する思いやりの気持ちを持って、感染対策を行っていただきますようお願いします。

引用 熊本県 https://www.pref.kumamoto.jp/site/chiji/180970.html