グループホームまどかⅡ

介護・福祉サービス施設は、職員が直接利用者へ介護・介助・支援サービスを行い、密閉、密集、密接と言われる3密などは避けがたい状況です。
当施設では従来、厚生労働省の指導に基づき、「業務マニュアル」、「感染対策マニュアル」を作成のうえ実施しており、新型コロナウイルス感染対策防止策を追記する表記になっております。

1.必須項目「3つの密」を避ける

密閉
店内換気の実施

・利用者様の体調に合わせて、温度、湿度に配慮しながら、感染症防止のための換気を行います。
・各所、原則1 日1 回以上の湿式清掃し、換気(空気の入れ換え)を行い乾燥させます。
・空気清浄機やオゾン等を利用し、感染症防止に努めます。
・送迎車両のエアコンは外気取り込みに設定のうえ、車窓を5cm程度開放して運行しております。

個室の使用

・一人一部屋としており、ドアは完全に締め切らず換気を遮断しない様にしております。可能な限り同じ場所、同じ時間帯での利用人数を減らします。
・事務所は関係者以外の出入りを禁止し、定期的(1~2時間に1回、5~10分程度)に換気を行なっております。
・感染症が発生した場合、個室(隔離できる居室)による対応を行います。

密集
対面の対策

・休憩室は密にならないように、休憩時間をずらすなどの配慮を行います。
・レクレーション、休息時間などはできるだけ利用者様ごとの間隔を空けるようにいたします。

間隔を空けよう

・事務所でカンファレンス(調査・協議時)にはアクリル板を設置するか、3m以上の間隔を設けて行います。
・食事は時間をずらし、また、テーブル配置(基本3mの間隔)を工夫のいうえ利用者同士が対面しない工夫を行います。
・テーブルは対面しないようにし、対面する場合は衝立やビニールカーテンを設置します。
・職員が食事をとる場合、対面にならなないように、そして十分な距離が保てるように配慮します。
・人と人が対面する場所は、パーテーションやビニールカーテンを設けます。
・時間待ちをされる利用者が横並びに座られる場合、人と人との間隔(1mを目安)を十分確保します。

密接
密接を避ける

・施設見学は、体温、健康状態を事前確認し、当日も同様の確認を行い、名簿に記載します。
・できる限り外部の人を入れないようにします。納入業者等は玄関での応対とし、やむを得ず事業所に入る際には、体調確認、検温、マスクの着用(アルコールによる手指消毒)を義務付けます。氏名、体温を記入後、入館を許可します。
・入室される場合は、他のお客様との接触を避けるようにお願いします。

その他
検温

・職員は出勤前に体温測定し、出勤時の報告、記録を残します。
・利用者様のバイタルチェックは毎日行います。体調不良が見られた場合、看護師もしくは医師に連絡、その後の対応の指示を仰ぎます。
・栄養状態の把握や食事摂取状況、定期的な体重測定、バイタルサイン(体温、脈拍、血圧等)測定等を行います。
・お客様にも発熱・味覚障害などの兆候がないか確認します。

清掃の徹底

・安心して利用していただくために、事業所内の清掃はこまめに行います。
・施設内での入浴におけるレジオネラ感染予防対策を講じるためにも、衛生管理を実施し安全、安心な入浴を行います。
・床に血液、分泌物、嘔吐物、排泄物等が付着した場合は、手袋を着用し、次亜塩素酸ナトリウム液等で清拭後、湿式清掃し、乾燥させます。
・厨房周り、器具、備品、お客様が利用されるところは、アルコール消毒液、次亜塩素酸ナトリウムなどを積極的に使用します。

手洗い・消毒

・ケアに使用した器具の洗浄・消毒を行います。
・職員は、業務の節目ごとに手洗いを行います。

マスクの着用

・従業員は接客中にマスク、フェイスガードで対応させていただきます。
・感染者(疑い)へのケアを行うときには、マスク、手袋、ガウン、フェイスシールド等を着用し、介護にあたります。

追跡調査等の準備

・感染者が発生した場合、追跡調査が必要となりますのでお名前・電話番号等の記録をとります。

2.選択項目

アルコール消毒

・事業所では、アルコール消毒液などを積極的に使用し、感染症拡大防止に努めます。
・玄関にアルコール消毒スプレーなど又は除菌アルコールティッシュを準備する。

洗濯の徹底

・ユニフォームなどは毎日洗濯を行います。

ごみ処理の徹底

・使用済みのマスクなどは、専用のごみ袋を用意し口を閉じ廃棄します。

自主規制

・同意を得た上で、積極的に予防接種の機会を提供します。
・感染症が発生した場合、速やかに保健所、並びに熊本県と八代市に連絡し、その後の対応の指示を仰ぎます。
・定期的に感染症の対する勉強会を開催します。
・職員に対しての感染症マニュアルの周知を行います。
・勉強会、研修会等で出た意見や改善内容は、利用者様ならびにご家族に開示し、情報の共有を行います。
・感染者並びに感染が疑われる職員に対しては、出勤を停止し、自宅待機とします。
・職員は不要不急の外出は控え、人混みは避けます。
・利用者様と職員の健康管理を心がけるとともに、感染症に罹患した場合には休むことができる職場環境づくりに努めます。

★独自の対策事項

・感染症が発生した場合、レッド、グリーン、セミグリーン等のエリアを分けを行い、感染リスクの拡大を防ぎます。
・当事業所では感染症(防止)マニュアルを作成しています。
・当事業所では感染症対策委員会を設置しています。
 【3つの基本姿勢】
   ① 病原体を持ち込まない。
   ② 病原体を持ち出さない。
   ③ 病原体を広げない。